2023.12.04 (Mon)
とびら まちだの活動

【ストーリー】とびら

2015年12月町田市が障がい者相談支援事業を実施するに伴い、市内5地域に障がい者支援センターが設置されることになりました。住み慣れた地域にある身近な障がい者支援センターに相談することで、障がい者の抱える問題・課題が解決し、さらに安心して暮らすことができるまちづくりを目指したものです。当法人の基本理念にある「地域の人と心通わせ、絆を深め、福祉の輪と広げる」ことを実現するためにも、障がい者支援センター業務を受託することが、長きにわたり町田の地で障がい者支援を実施してきた法人の使命と考え、プロポーザルに手を挙げたのが始まりです。
そして「障がい者支援センター」は、障がいのある方々の社会参加、地域参加への「玄関(入り口)」であり、地域の方々に障がいがある方を理解していただき、一人でも多くの障がいがある方が地域とつながっていくための架け橋でなければならないと考えました。
そこでさらに法人としてもう一歩踏み込んだ支援をするため、2016年、障がい者支援センターに併設する形で、計画相談事業所「とびら」の事業を開始しました。その名前は「こころのとびらが開く場所」として職員公募により付けられました。ご利用者や保護者、またその周りの方々に寄り添い、皆さんが心を開いて相談してくれる、そんな場所を目指しています。

支援・活動内容

障がいを持つ方が置かれている状況や抱えている悩みの相談に応じ、暮らしについて一緒に考えることを「相談支援」と言います。主に相談内容に対する情報提供や助言、必要な障害福祉サービスの利用につなげる支援や、関連機関との連絡調整などをおこないます。その中で計画相談は障がい福祉サービスの利用にまつわる相談に応じます。

計画相談支援は二つに分けられます。
サービス利用支援
一人ひとりの悩み・困り事に合った障害福祉サービスの利用までを支援します。サービスの利用申請に必要な「サービス等利用計画案」の作成や、サービスを提供する事業者との連絡調整などをおこないます。
継続サービス利用支援
既に提供が始まっているサービスを見直す支援です。サービス利用者に対して、一定期間ごとに「サービス等利用計画」を見直すモニタリングをおこないます。モニタリングの結果をもとに、必要に応じて関係機関を集めた会議の実施、サービス利用の更新、サービス等利用計画の見直しに関する調整をおこないます。