先日のＪＯＣＡ東北様の視察研修二日目。いわぬまひつじ村におじゃまを致しました。
地元の方にも愛される羊のお世話をご利用者さんがやられています。
時にはあかちゃん羊の出産に立ち会ったり、時には亡くなる羊を見届けたり。
とってもとっても素敵な支援です。…だが！しかし！
実は…私、動物が大の苦手なのです！
思えば、猫アレルギーとは知らず、近所の猫と戯れて、出た蕁麻疹、
子供の頃に飼っていたセキセイインコのピーちゃんには目を突かれ、
飼育係だった小学生の頃、学校のうさぎを逃がしてしまい、先生に怒られ、
犬に追いかけられた回数は数え切れず…。動物のトラウマが盛りだくさんなのです。
さて、到着しました！いわぬまひつじ村。
羊って、本当に「メェーメェー」って鳴くんだなと、ぼんやりと考えていた時に、
先方の担当者様がぜひと、羊のご飯のお野菜をお渡し下さいました。
お野菜の入ったバケツを持っただけで、羊たちが柵越しまで集まってきます。
…恐怖、恐怖です。おそるおそるお野菜を差し出してみます（顔は引きつっています）
おお！なんて可愛い子たちなんだ！
一生懸命にお野菜を食べる姿は、微笑ましいの一言です。自然と顔もほころびます。
しかも一人一人に名前もついていて、首から名札をぶら下げています。
よ—く見ると、羊って、とっても優しい目をしているのです。
楽しい！楽しい！楽しい！
このホッとする気持ちは何なんだ？眠れない夜に羊の数を数える意味が分かります。
あっという間にバケツの中のお野菜は空っぽ。おかわり、おかわりが欲しい。
でも残念ながらお時間です。後ろ髪をひかれながら、いわぬまひつじ村をあとにします。
動物はまだ苦手だけど、羊さんたちよ、大好きです！また会いに行くぞ！
美術工芸館 Y・S
